土地の余裕で注文住宅は平屋建てが理想

親の代からの代々の土地を譲ってもらい、200坪ほどの土地に木造の平屋建ての注文住宅を建築いたしました。マイホームの住宅完成時には趣味の仲間や会社の同僚を招待して新居祝いをしましたが、其の時に仲間の同僚から、「今どきの住宅で平屋建ての住宅なのはナカナカ贅沢な造りですね」と言われてしまいました。そういえば、周辺の戸建ての住宅といえば大抵は2階建ての住宅が確かに多いようです。

ところで、一般に家を建てるには先ずは平屋建てにしろ二階建てにしろ兎に角、先ずはマイホームを建てたいものです。又、最近では基準法も改正されて、都市部の土地の狭いところでは木造の三階建ての戸建ての建物もありますね。いずれにしても家を建てることは個人的には一大事業でもありますし、夢を膨らませ、夢がかない、家族の気持ちも喜びに満ちています。

とにかく、家を建てる場合三階建てはともかくとして、平屋建て、二階建てのどちらがいいか悩む場合もあります。 家を新築するとなると、一般的には二階建てと考える形も多いようですが、其れは、都会や首都圏などにおいては土地の広さの関係もあるでしょう。

それでも、特に若い世代では一世帯あたりの人数が減ってきていることもあって、家族の楽しみも小規模になってきて、新築する場合は「平屋建て」を希望する世帯が増えているともいわれています。

特に、平屋建てのメリットとしては、家族間の話し合いやコミュニケーションが取りやすいことや、二階建てより地震などの構造的に安定しているとか、階段部分が必要ないために其のスペースを有効に活用できるとか、又、何と言っても工事費や材料費などの費用も安く済むなどが上げられますね。

ただ、2階建て住宅の場合、一般的に階段やそのホールに必要なスペースは4畳から5畳分と言われています。平屋は1階しかありませんので、階段を作る必要がありませんし、4畳から5畳ほどのスペースがあれば、書斎にしたり寝室にしたりさまざまな使い道が考えられます。 又、近年ではプライバシーなどが重んじられ、子供達も個室を欲しがっているのが現状のようです。